卒業生Interview
徹底分析。多摩大の志

香料業界のリーディングカンパニーで「香り」のエキスパートを目指す

profile

2004年3月多摩大学経営情報学部卒業。その後、世界28ヶ国に拠点を持つ、国内トップの香料メーカーである高砂香料工業株式会社に入社。フレーバー事業本部フレーバー販売第一部に所属し、食品・飲料メーカー向け法人営業を担当。時代が求めている「香り」を知るために、最新レストランや食のイベントにも頻繁に足を運ぶなど、多忙な日々を送っている。

学生時代に取り組んだこと

多摩大学に入学しようとしたきっかけは、ゼミに力を入れた実学重視の学びに興味を持ったから。在学中は野田稔ゼミに所属し、組織論やマーケティングを学びました。このゼミは、個性的な学生が多く、本気で議論をしていたのを覚えています。また先生が招聘した第一線のビジネスマンが、課題を持ってゼミに参加する機会もありました。そういった機会を通し、大学内だけでは身につかない、リアルなビジネスとの接点も経験できました。多くの人々とのディスカッションやプレゼンなどを通して、社会に必要なルールを学び、「自分が働く」ということを早くから意識するきっかけになったと思っています。気の合う友人だけと過ごす大学生活ではなく、世代が異なる人たちとの交流の積み重ねが、自然とコミュニケーション力を高めていくのではないでしょうか。真剣に議論したゼミの友人たちとは、いまでも交流が続いています。それぞれがさまざまな業界で活躍していますが、そこでの情報交換もいい刺激になっています。

学生時代に取り組んだこと

社会人になって想うこと

現在は、高砂香料工業株式会社でフレーバー事業本部に所属し、主に食品や飲料メーカーの法人営業を担当しています。お客様であるメーカーからのオーダーをもとに、「香り」をつくり、それを提案していく。五感の一つである「香り」は、一言で「甘い香り」といっても一人ひとり捉え方は違います。それをどれだけ細かく聞き出し、いかに提案できるか。多摩大学時代に身に付けたコミュニケーション力は、「対話力」として、この仕事に役立っていると思います。お客様であるメーカーの先にも、必ず最終消費者がいます。いわゆるB to B to Cであり、マーケットとも“対話”できるような、イマジネーションが提案の出来を左右します。つねに今何が流行っているのかを意識し、新製品が発売されたら必ず試し、新しいお店ができたら行ってみること。自分で確かめることが大切です。最近、「香り」と関わりの深い、ワインエキスパートの資格を取得しました。資格取得については、会社側でも支援する体制が整っています。より高い専門性を身に付けた個人が、社内外の知見を結集し、世界と戦っていく。そういう時代であることを実感しています。野田ゼミで学んだことを、いま自分が実践しているのかもしれません。

社会人になって想うこと

思い出の一枚

夢中で活動したテニスサークル
夢中で活動したテニスサークル

大学時代に所属していたテニスサークル「アボガド」での1枚です。高校時代からはじめたテニスを大学でも続けたいと思い、大学内で一番真面目にテニスをやっていたこのサークルに入りました。関東学生庭球同好会連盟にも所属し、試合にも出場。上下関係もしっかりしていて厳しい反面、サークル内のヨコのつながりはとても強く、いまでも毎年のように同級生はもちろん、1期生の先輩から在学生まで集まって交流を深めています。

コレが私のマストアイテム

時計&筆記具
時計&筆記具

営業マンにとって欠かせないアイテムがこのペンと腕時計です。ペンは入社時に、腕時計は結婚時に妻にもらったものです。営業にとって必ず時間を守ることは基本中の基本。この2つはつねに身に付けています。やはり長く使っていると愛着がわいてきます。絶対に手放せません。また仕事がら帰宅が遅くなることも多いのですが、この時計を見るたびに妻の顔が浮かび、「早く帰らないと」と思ってしまいます(笑)。

  ご登場いただいた方々の所属や肩書きなどは取材当時のものです:このインタビューは2016年2月に実施いたしました

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