2009年3月多摩大学経営情報学部を卒業。2009年4月株式会社ファインドスターに入社。営業部に所属し、1年半の経験を積んだ後、グループ会社である株式会社ワンスターに出向する。設立して間もない同社は当時、社員数2名。3人目のメンバーとして配属され、会社の勃興に寄与する。社員数70名を超えた現在、執行役員として、デジタルマーケティング分野にて活躍中。
学生時代に取り組んだこと
大学受験を考え始めた当時は、楽天やサイバーエージェントといった企業の躍進が目覚ましい時期でした。ベンチャーブームに刺激を受け、起業したいという志を胸に、多摩大学への入学を決めました。実学を重んじ、起業を後押しする多摩大学の文化や歴史は、自分の志望とマッチしていました。入学後の学びは、まさに初心に適うものでした。特に熱中したのは、豊田裕貴先生のマーケティングの授業。ケーススタディをもとに体系的に学ぶことができ、実利につながっている手応えがありました。学業の傍ら、ビジネスの実践にもチャレンジしました。ゼミの先輩たちと共に、多摩地域の中小企業様向けに、ホームページ制作の事業を立ち上げたのです。学生の起業ということで、厳しい目を向けられることもありましたが、頻繁にお客様のもとに足を運び、誠意をもって対応することで次第に信頼を得ていくおもしろさがありました。
社会人になって想うこと
在学時に始めた事業は法人化も考えたのですが、いったん既存の会社に身を置きビジネスの基礎を学び直そうと決め、就職活動に取り組みました。もちろんベンチャー志向を失ったわけではありません。成長市場にいて、かつ営業主体、なにより少人数のベンチャー企業であることを条件に会社を探しました。現在所属する株式会社ワンスターは、設立直後の黎明期から所属しています。当時は経理さえおらず、あらゆる業務に取り組む必要があり、とことん鍛えられました。企業も人間も、成長する上で大切なのは明確なビジョンを持つこと。ビジョンと現状の乖離から課題を導き出すことで、成長への具体的な戦略が見えてくるのです。私自身、まだまだ成長の途中。次なる目標は、ワンスターをさらに発展させ、新たなグループ会社を創出すること。この先も、ゼロからイチを生み出すベンチャーマインドを持ち続け、成長していきたいと思います。
思い出の一枚
在学中に起業した同志たち
多摩大学は、同じ志を持った仲間とも巡り会いやすい環境でした。在学時、ゼミの先輩とホームページ制作事業を始めましたが、当時のオフィスは代表である先輩の屋根裏部屋でした。ここで日々ホームページや資料を作り、テレアポを入れ、戦略を語り合いました。いつか多摩大学卒業生とまた仕事を共にすることも目標のひとつです。
コレが私のマストアイテム
相棒、スマートフォン
ズバリ、これひとつで仕事ができます。メールも資料共有も情報収集も、すべてスマホがあればOK。ネット広告は着実にスマホへの最適化が進んでおり、仕事柄チェックは欠かせません。お客様のもとへ移動することも多いため、場所に縛られず仕事ができるスマホは頼もしい相棒。これほどの万能デバイス、他にはないでしょう。
ご登場いただいた方々の所属や肩書きなどは取材当時のものです:このインタビューは2016年2月に実施いたしました