卒業生Interview
徹底分析。多摩大の志

相手の気持ちをくみ取る、コミュニケーションの重要性。

profile

1996年3月多摩大学経営情報学部を卒業。1996年4月に株式会社美多加堂に入社し、約半年間、営業から事務、倉庫業務など多岐に渡る業務を経験。10年ほど東京支店に勤めた後、盛岡営業所、仙台営業所に異動。現在、東北支店の支店長として従事している。

学生時代に取り組んだこと

大学時代は、大学内で最も規模の大きかった「アボガド」というテニスサークルの活動に力を入れました。加盟していた同好会の学生団体の役員も務め、さまざまな大会の運営や企画に着手。当時、同好会に注がれていた周囲の目は体育会と異なり厳しく、私は複数のスポーツメーカーに大会によっては数千万もする運営費を出していただいていた関係上、イメージを向上させることが課題でした。毎年夏に開催される全国大会は注目度が高く、この大会でのモラルを高めることがイメージアップにつながると判断。不適切な格好で試合を観戦する男子学生に、暑くてもシャツを着るように注意を促すなど、当たり前のことを徹底したのを覚えています。イメージが好転すると大会冊子の広告出稿の依頼などにも快諾してくださる企業が増えたのではないでしょうか。企業との折衝の難しさを肌で学んだ4年間でした。

学生時代に取り組んだこと

社会人になって想うこと

2011年3月、私は盛岡営業所に勤務していました。停電で開いているお店が全くない状況にも関わらず、大勢の人がお店に殺到。電気が通っていないので、お店は商品を発注することができません。私は直接お店に赴き、担当者と相談し対応できる商品から納入することを始めました。 仕事には、お客さまとの適切な距離感をつかむことが大切ではないでしょうか。一方的に商品を売り込むのではなく、お客さまが望んでいることをくみ取り、お客さまに合わせた歩み寄りが重要です。盛岡営業所に異動後、東京に比べ東北には全体的に保守的な部分があることを感じ、コミュニティ外から来た人を一度は拒む傾向があることが分かりました。 大学時代、同好会の学生団体の役員を務めたことで、さまざまな人とコミュニケーションを取る機会がありました。人との付き合い方を学んだ学生生活が、社会人としての基礎を築いてくれたと実感しています。

社会人になって想うこと

思い出の一枚

学生生活最後のテニス写真
学生生活最後のテニス写真

大学4年最後の「多摩大オープン」にて、大学からテニスを始めた同期4名で、兄弟サークル:「タイミス」との因縁の対決で勝利を収めた写真です。最終的に3位入賞を果たし、学生生活最後の学内テニス大会を有終の美で飾ることができました。「アボガド」で知り合った仲間とは、現在も連絡を取り合うほどの間柄です。

コレが私のマストアイテム

学生同好会の団体の役員名刺
学生同好会の団体の役員名刺

社会人として名刺入れを持つようになってから、東京支店や盛岡営業所で働いていたときも、東北支店で支店長を務めている現在も、ずっと中に入れている名刺です。名刺交換をする度に目に入り、「アボガド」で過ごした4年間の良き思い出が蘇ってきて、前向きな気持ちになります。

  ご登場いただいた方々の所属や肩書きなどは取材当時のものです:このインタビューは2013年3月に実施いたしました

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