2002年多摩大学経営情報学部卒業。2002年4月パイオネット・ソフト株式会社に入社。 現在は大手総合電機メーカーが開発に力を入れている、タブレット端末の組み込み(フレームワーク)開発を担当している。
学生時代に取り組んだこと
もともと情報系やIT系に興味があったので、大学選びの際は工学部なども検討していたのですが、最終的に多摩大学を選んだのは赤本に載っていた入試問題が決め手でした。他の大学とは傾向も違い、とてもユニーク。面白くてひたすら解いていたのを思い出します。入学後も、独特でありながら自由な雰囲気があり、かつ実学指向であることが私に合っていると感じました。なかでも井上先生のゼミでは、LANの仕組みについて基礎から叩き込まれました。現在の仕事でもゼミで学んだIT業界の知識が活かされています。同じ仕事をしている人でも、LANついて基礎から学んでいる人は少ないはず。LANについて、その背景から学んできたことは、開発をしていく上でのヒントにつながることもよくあります。
社会人になって想うこと
学生時代から手に職を付けたいと思っていたため、自分の実力を発揮しやすいベンチャー企業を選びました。パイオネット・ソフトは社員40人あまりの会社ですが、一人ひとりの力を、思いっきり発揮できる環境が揃っています。現在は、タブレット端末向けのAndroidフレームワークの開発を担当。製品に特化した、独自の動作をさせるためのソフトウェア開発です。学生時代は、自分が好きなことができればいいと考えていましたが、いまでは、大きなプロジェクトをみんなで成功させたいと思うようなりました。時間に追われ続けるような辛いプロジェクトにならないように、しっかりと計画を立て、真っ当なプロジェクトを遂行していくという志を持って取り組んでいます。
思い出の一枚
テニスサークル「タイミス」時代の写真
大学時代に所属していた硬式テニスサークル「タイミス」。当時は60人くらい所属していました。毎年夏に山中湖で行う合宿はとくに思い出深く、卒業後もOBとして参加させてもらっています。また、OBだけで集まる新年会なども行われ、横のつながりを大切にする多摩大らしい交流が続いています。
コレが私のマストアイテム
仕事に欠かせないタブレット端末
クライアントへの提案や打ち合わせ時、さらにちょっとした息抜きにもこのタブレット端末は、ぜったいに手放せない私の相棒です。また、現在、私が携わっているのも、法人向けタブレット端末の開発。ユーザーとして実際に使ってみて、もっとこうなったらもっと便利になるだろうといった、新しいアイデアを見つけるためにも役立てています。
ご登場いただいた方々の所属や肩書きなどは取材当時のものです:このインタビューは2012年6月に実施いたしました