2012年3月多摩大学グローバルスタディーズ学部を卒業。世界中の人々とコミュニケーションがとれる環境で仕事をしたいと2012年4月にボッシュ株式会社入社。部門別採用で入社したため希望通りの「生産管理部」へ。現在は担当国をもち、完成品を輸出する仕事を担う。電話やメール、輸出書類などの作成もすべて英語でやりとり。
学生時代に取り組んだこと
オープンキャンパスで見た英語での授業に感激、迷わず多摩大学を志望しました。大教室での講義ではなく、少人数という勉強せざるを得ない環境であること、先生や生徒との距離が密接であることなども、自分に合っていると感じました。さらに、人間に興味があるため人類学や心理学も学びたいし、英語も学びたい、と欲張りだったことも多摩大学を選んだ大きな要因です。結果、さまざまな知識を身に付け、英語力を高めるには最高の環境でした。多摩大学に入学していなければ、いろいろなチャンスを見逃していたかもしれません。この4年間があるからこそ、いまの私が存在することは間違いありません。
社会人になって想うこと
「英語を使って世界中の人とコミュニケーションをとる」という気持ちは仕事にも活かしたいと考え、「国内インターンシップ」で、輸入・輸出、貿易、物流などいくつかの企業の仕事を体験しました。その中でDiversityに理解のある企業としての魅力、海外と直接やりとりできる具体的な仕事内容が、ボッシュ株式会社に入社した理由です。生産管理の仕事は、縁の下の力持ちのような面が多いことも自分に合っていると思います。現在、たくさんの方々とかかわるなかで、新しいことを吸収する喜びを感じています。多摩大学での厳しくも楽しい、そして幅広い学習が、ひとつの“ツール”として英語を使い、世界中の人々とコミュニケーションできる環境を導いてくれました。
思い出の一枚
海外ボランティアの写真
世界中の人々とのコミュニケーションという私の信念は、サークルを選ぶ時も同じ気持ちで「海外ボランティア」に行き、ここでも知らないものを見・聞きする経験を得ました。この写真は、フィリピンに建築ボランティアに行ったときのもの。実際にそこに住む予定の住民といっしょに家の建築を手伝いました。
コレが私のマストアイテム
手帳・付箋・フリクションボール
もともとメモすることが好き。メモだけでなく自分の将来設計図を書いていたこともありました。このアイテムは、とにかくいま自分に必要なことをすぐメモするために必要なもの。スマートフォンでは電波や電池の問題がありますから、やはり自分の手で確実に書くことが私には向いていますね。
ご登場いただいた方々の所属や肩書きなどは取材当時のものです:このインタビューは2012年6月に実施いたしました